2023年01月13日 15:10
第四章 (コロサイ書)
1 主なる者よ、義と公平とを以て僕に施せ、天には爾等にも主あることを知ればなり。
2 祈禱に恒にして、之に儆醒し、且感謝せよ。
3 亦我等の爲にも祈禱せよ、神が我等に言の門を開きて、ハリストスの奥義、我が縲絏に在る所以の者を言はしめん爲、
4 我が之を言ふべきが如く、我をして之を顯さしめん爲なり。
5 智慧を以て、且機に乘じて、外の者に行へ。
6 爾等の言は恒に恩を以てし、鹽を調和すべし、爾等は如何にか各人に答ふべきを知らん爲なり。
7 至愛の兄弟、主に在りて忠信なる役者及び同勞者ティヒクは、我の事を悉く爾等に告げん。
8 我特に此が爲に彼を爾等に遣せり、彼が爾等の事を知り、且爾等の心を慰めん爲なり。
9 彼と偕に我等の忠信にして至愛なる兄弟オニシム、爾等の中の一人の者を遣せり、彼等は此の處の事を悉く爾等に告げん。
10 我と偕に囚と爲れるアリスタルフ、及びワルナワの甥マルコは爾等の安を問ふ、マルコの事に關しては、曾て命を受けたり、若し彼爾等に來らば、之を接けよ、
11 又イイスス、稱してイウストと云ふ者は、爾等の安を問ふ、彼等は割禮を受けし者なり。唯彼等のみ、我と共に神の國の爲に勞して、我の慰と爲れり。
12 爾等の一人なるエパフラス イイスス ハリストスの僕は、爾等の安を問ふ、彼は恒に務めて爾等の爲に祈禱し、爾等が全備にして立ち、悉くの神の旨を全く守らんことを請ふ。
13 我彼の爲に證す、彼は爾等及びラヲディキヤとイエラポリとに在る者の爲に甚熱心す。
14 至愛なる醫師ルカ、及びディマス爾等の安を問ふ。
15 爾等ラヲディキヤに在る諸兄弟、及びニムファンと其家の敎會とに安を問へ。
16 此の書、爾等之を讀みて後、ラヲディキヤの敎會も之を讀まんことを致せ、ラヲディキヤよりする書は、爾等も之を讀め。
17 アルヒップに告げよ、爾等主に在りて受けし所の職を愼みて、之を盡くせと。
18 我パワェル手づから安を問ふ。我の縲絏を念へ。願はくは恩寵は爾衆と偕に在らんことを、アミン。