2023年01月22日 12:58
第13章 (コリンフ後書)
1 此れ我第三次に爾等に往く、二三證者の口を以て凡の言は確められん。
2 我先に言へり、復預め言ふ、再爾等に會ふが如し、今離れ居る時、書して、先に罪を犯しし者、及び其余の衆に達す、我復來る時恕さざらん。
3 爾等ハリストスが我の中に語る證を求むるに因る、彼は爾等の爲に弱きに非ず、乃爾等の中に強し。
4 蓋彼は弱きを以て十字架に釘せられしと雖、神の能を以て生く、我等も彼に在りて弱しと雖、神の能を以て、彼と偕に爾等の中に生きん。
5 爾等信に居るか、自ら省みよ、爾等自ら試みよ、豈自ら知らずや、若し爾等の中に宜しからざる所なくば、イイスス ハリストスが爾等の中に居ることを。
6 我等に至りては、爾等が我等の宜しからざるなきを知らんことを信ず。
7 神に祈る、爾等何の惡をも行はざらんことを。是れ我等の宜しきことの彰れん爲に非ず、乃我等宜しからざるが如くなりとも、爾等善を行はん爲なり。
8 蓋我等は眞實に逆ひて力なく、眞實に順ひて力あり。
9 我等の弱くして、爾等の強き時は、我等喜ぶ、我等の祈る所は、卽爾等の全備ならんことなり。
10 故に我離れ居る時、之を書す、會はん時に、主が我に敗ぶる爲に非ずして、建つる爲に與へし權に由りて、嚴責を用ゐざらん爲なり。
11 之を要するに、兄弟よ、喜べ、全備に進め、慰を得よ、意を同じくせよ、和睦せよ、然らば、仁愛和平の神は爾等と偕に在らん。
12 爾等聖なる接吻を以て互に安を問へ。衆聖徒爾等の安を問ふ、
13 願はくは我等の主イイスス ハリストスの恩寵、神父の仁愛、聖神゜の交親は爾等衆と偕に在らんことを、アミン。