2023年02月01日 13:42
第22章 (黙示録)
1 彼は我に生命の水の清き河を示せり、澄めること水晶の如し、神及び羔の寶座より出づ。
2 其衢の中及び河の左右に生命の樹あり、果を結ぶ事十二次、月毎に其果を出す、樹の葉は諸民を醫すが爲なり。
3 凡の呪詛は復有らざらん、神及び羔の寶座は其中に在らん、彼の諸僕は彼に奉事し、
4 彼の顔を見、彼の名は其額に在らん。
5 夜は彼に無からん、燈と日の光とを需めず、蓋主神は彼等を照す、彼等は無窮の世に王たらん。
6 又我に言へり、是の言は信ずべくして、眞實なり、聖なる諸預言者の主神は、速に成るべきことを其諸僕に示さん爲に、其天使を遣せり。
7 視よ、我速に來る、斯くの書の預言の言を守る者は福なり。
8 我イオアンは此等の事を見、且聞けり、我は聞き且見し時、彼等の事を我に示せる天使の足下に俯伏して、拜せんとせしに、
9 彼我に言へり、不可なり、蓋我は爾と、爾の兄弟諸預言者と、斯の書の言を守る者との同僚なり。神を拜せよ。
10 又我に言へり、斯の書の預言の言を封ずる勿れ、蓋時は近し。
11 不義なる者は仍不義を爲すべし、汚穢なる者は仍汚穢を爲すべし、義なる者は仍義を爲すべし、聖なる者は仍聖にせらるべし。
12 視よ、我速に來る、我の報は我と偕に在り、各人に其行に依りて報いん爲なり。
13 我はアリファ及びヲメガ、始及び終、第一の者及び末の者なり。
14 生命の樹に權を得、及び門より城に入らん爲に、彼の誡を守る者は福なり。
15 犬と、魔術者と、淫乱者と、兇殺者と、拜偶像者と、凡そ謊を好みて、之を行ふ者とは外に在り。
16 我イイススは我が天使を遣せり、之を爾等に諸教會に證せん爲なり。我はダワィドの根、及び苗裔なり、光れる晨の星なり。
17 神゜と新婦とは曰ふ、來れ、聞く者も曰ふべし、來れ。渇く者は來るべし、望む者は価なくして生命の水を取るべし。
18 我亦凡そ斯の書の預言の言を聞く者に證す、若し之に加ふる者あらば、神は斯の書に錄されたる菑を以て彼に加へん。
19 若し斯の預言の書の言を削る者あらば、神は彼に生命の書と、聖なる城と、斯の書に錄されたる事とに與る分を削らん。
20 此を證する者は曰ふ、然り、我速に來る、アミン。然り主イイススよ、來れ。願はくは我等の主イイスス ハリストスの恩寵は爾等衆と偕に在らんことを、アミン。
│黙示録