2023年02月09日 13:24
第1章 (フェサロニカ前書)
1 パウェル、及びシルアン、及びティモフェイは、書して、神父及び主イイスス ハリストスに在るフェサロニカの教會に達す。願はくは恩寵と平安とは、神我等の父及び主イイスス ハリストスより爾等に賜はらんことを。
2 我等は爾等を我が祈禱の中に記憶して、恒に爾等衆の爲に感謝す。
3 是れ爾等が神我等の父の前に在る信の行、愛の勞、我等の主イイスス ハリストスに於ける望の忍耐を、絶えず念ひ、
4 且神に愛せらるる兄弟よ、爾等の選を知るに因りてなり。
5 蓋我等の福音は爾等の中に言を以てせしのみならず、乃能を以てし、聖神゜を以てし、多くの保證を以てせり、爾等自ら、我等が爾等の中に在りて、爾等の爲に如何なる者たりしかを知るが如し。
6 而して爾等は我等及び主に效ふ者となり、多くの患難の中に、聖神゜の喜を以て、言を受けて、
7 凡そマケドニヤ及びアハイヤの中に信ずる者の爲に模範と爲るに至れり。
8 蓋主の言は爾等より唯マケドニヤ及びアハイヤに響きしのみならず、乃凡の處に於て爾等が神に於ける信は傳はりて、我等何事をも言ふを要せざるに至れり。
9 蓋彼等自ら我等の事を述べて、我等が如何に爾等の中に入り、爾等が如何に偶像より神に歸して、生ける眞の神に事へ、
10 天より其子、彼が死より復活せしめしイイスス、我等を將來の怒より拯ふ者の來るを待つことを言ふ。
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