2023年02月09日 13:29
第1章 (フェサロニカ後書)
1 パワェル及びシルアン、及びティモフェイは、書して、神我等の父及び主イイスス ハリストスに在るフェサロニカの教會に達す。
2 願はくは恩寵と平安とは、神我等の父及び主イイスス ハリストスより爾等に賜はらんことを。
3 兄弟よ、我等恒に爾等の爲に神に感謝すべし、是れ宜しきに合ふなり。蓋爾等の信は大に長じ、爾等衆の中に各人相互の愛は彌增す、
4 我自ら爾等を以て神の諸教會の中に誇るに至れり、蓋爾等は忍耐と信とを以て、凡の窘逐患難を受くるなり。
5 此れ爾等が苦みて待つ所の神の國を得しめん爲に、神の義なる審判あらんことの明なる徴なり。
6 蓋爾等を苦しむる者に苦を以て報い、
7 爾等苦しめらるる者に、我等と偕に安悅を以て報ゆるは、神の前に義なるなり、是れ主イイススの天より、其能力の天使等と偕に、現るる時に在り。
8 彼は火燄を以て、神を識らざる者、及び我等の主イイスス ハリストスの福音に服はざる者に報を與ふ、
9 彼等は主の顔及び其大能の光榮より永遠の滅の罰を受けん、
10 卽彼が來りて、其日に諸聖者の中に光榮を得、衆信者の中に威嚴を顯さん時に在り、爾等が我等の證を信ぜしが如し。
11 此に由りて我等恒に爾等の爲に祈禱して、我等の神が爾等を召に任ふる者と爲し、且大能を以て凡の仁愛の善旨と信の功とを成就せんことを求む、
12 我等の主イイスス ハリストスの名は爾等の中に、爾等も彼の中に於て、我等の神及び主イイスス ハリストスの恩寵に依りて、榮せられん爲なり。
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