2023年02月12日 14:01
第4聖詠
1 伶長に琴を弾きて歌はしむ。ダワィドの詠。
2 吾が義の神よ、吾が籲ぶ時、我に聽き給へ。我が狭に在る時、爾我に広を與へたり。我を憐みて、我が禱を聽き給へ。
3 人の子よ、我が榮の辱しめらるること何の時に至るか。爾等虛を好み詭を求むること何の時に至るか。
4 爾等主が其聖者を析ちて己に屬せしめしを知れ、我籲べば、主は之を聽く。
5 怒りて罪を犯す毋れ、榻に在るとき爾等の心に謀りて、己を鎭めよ。
6 義の祭を獻げて、主を恃め。
7 多くの者は言ふ、誰か我等に善を示さん。主よ、爾の顔の光を我等に顯し給へ。
8 爾の我が心に樂を滿つるは、彼等が餅と酒と油に豐なる時より勝れり。
9 我安然として偃し寝ぬ、蓋主よ、獨爾我に無難にして世を渡らしめ給ふ。
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