2023年02月15日 13:16
第18聖詠
1 伶長に歌はしむ。ダワィドの詠。
2 諸天は神の光榮を傳へ、穹蒼は其手の作爲を誥ぐ。
3 日は日に言を宣べ、夜は夜に智を施す。
4 其聲の聞えざる言語なく、方言なし。
5 其聲は全地に傳はり、其言は地の極に至る。神は其中に日の住所を建てたり。
6 日は出づること、新郎が婚筵の宮を出づるが如く、喜びて途を馳すること勇士の如し、
7 天の涯より出で、行きて天の涯に至る、物として其温を蒙らざるなし。
8 主の律法は全備にして靈を固め、主の啓示は正しくして、蒙者を慧からしむ。
9 主の命は義にして、心を樂ませ、主の誡は明にして目を明す。
10 主に於ける畏は淨くして、世世に存す。主の諸の定は眞實にして、皆義なり。
11 其慕ふべきこと、金に愈り、多くの純金に愈る、其甘きこと蜜に愈り、房より滴る蜜に愈る、
12 爾の僕は此に籍りて守護せらる、之を守るは大なる賚を得るなり。
13 孰か己の過を認めん。我が隱なる咎より我を淨め給へ、
14 故犯より爾の僕を止めて、之に我を制せしむる毋れ。然せば我玷なくして、大なる罪より潔くならん。
15 主我が防固、我を救ふ者よ、願はくは我が口の言と我が心の思とは爾に悅ばれん。
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