2023年02月24日 13:19
第37聖詠
第六カフィズマ
1 ダワィドの詠。(「スボタ」の)記念の爲に此を作れり。 2 主よ、爾の憤を以て我を責むる毋れ、爾の怒を以て我を罰する毋れ、 3 蓋爾の矢は我に刺さり、爾の手は重く我に加はる。 4 爾の怒に依りて我が肉に傷まざる所なく、我の罪に因りて我が骨は安きを得ず、 5 蓋我が不法は我が首に溢れ、重任の如く我を圧す、 6 我の無知に依り我が傷腐れて且臭し。 7 我屈まりて仆れんとし、終日憂ひて行く、 8 蓋我が腰は熱に悩まされ、我が肉に傷まざる所なし。我力衰へて痛く憊れ、 9 我が心の裂くるによりて號ぶ。 10 主よ、我が悉くの願は爾の前に在り、我が嘆息は爾に隱るるなし。 11 我が心は戰ひ栗き、我が力は我より脫け、我が目の光も已に我にあるなし。 12 我が朋と親しき者とは我が傷を見て離れ、我が親戚は遠ざかりて立つ。 13 我が生命を覓むる者は網を設け、我を害はんと欲する者は我が淪亡のことを言ひて、毎日惡しき謀を圖む、 14 然れども我は聾の如く聽かず、啞の如く己の口を啓かず、 15 是に於て我は聞くなく、其口に答ふる所なき人の如くなれり、 16 蓋主よ、我爾を恃む、主我が神よ、爾に聽き給はん。 17 我言へり、願はくは敵は我に勝たざらん、我が足の趺く時、彼等は我に向ひて誇り高ぶる。 18 我殆ど仆れんとす、我の憂は常に我が前に在り。 19 我は我が不法を認め、我が罪の爲に甚哀む。 20 我が敵は生きて愈強く、故なくして我を疾む者は益多し、 21 惡を以て我の善に報ゆる者は、我が善に從ふに因りて我の敵となれり。 22 主我が神よ、我を遺つる毋れ、我に遠ざかる毋れ、 23 主我の救主よ、速に來りて我を救ひ給へ。
次章
1 ダワィドの詠。(「スボタ」の)記念の爲に此を作れり。 2 主よ、爾の憤を以て我を責むる毋れ、爾の怒を以て我を罰する毋れ、 3 蓋爾の矢は我に刺さり、爾の手は重く我に加はる。 4 爾の怒に依りて我が肉に傷まざる所なく、我の罪に因りて我が骨は安きを得ず、 5 蓋我が不法は我が首に溢れ、重任の如く我を圧す、 6 我の無知に依り我が傷腐れて且臭し。 7 我屈まりて仆れんとし、終日憂ひて行く、 8 蓋我が腰は熱に悩まされ、我が肉に傷まざる所なし。我力衰へて痛く憊れ、 9 我が心の裂くるによりて號ぶ。 10 主よ、我が悉くの願は爾の前に在り、我が嘆息は爾に隱るるなし。 11 我が心は戰ひ栗き、我が力は我より脫け、我が目の光も已に我にあるなし。 12 我が朋と親しき者とは我が傷を見て離れ、我が親戚は遠ざかりて立つ。 13 我が生命を覓むる者は網を設け、我を害はんと欲する者は我が淪亡のことを言ひて、毎日惡しき謀を圖む、 14 然れども我は聾の如く聽かず、啞の如く己の口を啓かず、 15 是に於て我は聞くなく、其口に答ふる所なき人の如くなれり、 16 蓋主よ、我爾を恃む、主我が神よ、爾に聽き給はん。 17 我言へり、願はくは敵は我に勝たざらん、我が足の趺く時、彼等は我に向ひて誇り高ぶる。 18 我殆ど仆れんとす、我の憂は常に我が前に在り。 19 我は我が不法を認め、我が罪の爲に甚哀む。 20 我が敵は生きて愈強く、故なくして我を疾む者は益多し、 21 惡を以て我の善に報ゆる者は、我が善に從ふに因りて我の敵となれり。 22 主我が神よ、我を遺つる毋れ、我に遠ざかる毋れ、 23 主我の救主よ、速に來りて我を救ひ給へ。
│聖詠