2023年02月24日 13:48
第41聖詠
1 伶長に歌はしむ。コレイの諸子の教訓。
2 神よ、我が靈爾を慕ふこと、鹿が水の流を慕ふ如し。
3 我が靈は勇毅生活の神に渇く、我何の時にか至りて神の顏の前に出でん。
4 人毎日我に向ひて、爾の神は何處に在ると言ひし時、涙は晝夜我の食となれり。
5 我此を記憶して、我が靈を注ぐ、蓋我曾て大衆の中に行き、彼等と偕に慶賀する會の忻喜讚榮の聲を以て神の家に入れり。
6 我が靈よ、爾何ぞ悶え、何ぞ擾るる、神を恃め、蓋我仍彼我が救主我が神を讚榮せん。
7 我が靈我の衷に悶ゆ、故に我イオルダンの地より、エルモンよりツォアルの山より爾を記憶す。
8 爾が瀑布の聲を以て淵は淵を呼ぶ、爾の悉くの水、爾の波は我が上に度れり。
9 晝に主は其憐を顯し、夜に我彼に歌ひ、我が生命の神に禱らん。
10 我神我を護る者に告げん、爾何ぞ我を忘れたる、我何ぞ敵の侮に因りて憂ひて行く。
11 我が敵は我を辱しむること、我が骨を撃つが如く、毎日我に向ひて、爾の神は何處に在ると言ふ。
12 我が靈よ、何ぞ悶え、何ぞ擾るる、神を恃め、蓋我仍彼我が救主我が神を讚榮せん。
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