2023年05月21日 14:05
第55聖詠
第八カフィズマ
1 伶長に歌はしむ。遠方に在る無聲の鴿の事。ダワィド、フィリスティヤ人にゲフに執へられし時に之を著せり。 2 神よ、我を憐み給へ、蓋人我を呑まんと欲し、毎日我を攻めて我に逼る。 3 至上者よ、我が敵は毎日我を呑まんと覓む、蓋起ちて我を攻むる者多し。 4 我が恐懼の時には、我爾を恃む。 5 我神に於て其言を讚め揚げん、我神を恃みて懼れず、肉身我に何をか爲さん。 6 彼等毎日我が言を曲げ、其思ふ所は皆我を害せんとす、 7 彼等は聚り潜みて、我が踵を伺ひ、我が靈を捉へんと欲す。 8 彼等豈に其不義の報を脫れんや。神よ、爾の怒を以て諸民を仆し給へ。 9 我の流離は爾之を數へたり、我が涙を爾の器に納れよ、此れ爾の書に錄せるに非ずや。 10 我爾に籲ぶ時、我が敵は退く、此を以て我神が我を助くるを知る。 11 我神に於て其言を讚め揚げん、我主に於て其言を讚め揚げん。 12 我神を恃みて懼れず、人我に何をか爲さん。 13 神よ、爾に發せし誓は我に在り、我讚美を以て爾に償はん、 14 蓋爾は我が靈を死より、我が目を涙より、我が足を躓より救ひ給へり、我が神の顏の前、生ける者の光の内に行かん爲なり。
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1 伶長に歌はしむ。遠方に在る無聲の鴿の事。ダワィド、フィリスティヤ人にゲフに執へられし時に之を著せり。 2 神よ、我を憐み給へ、蓋人我を呑まんと欲し、毎日我を攻めて我に逼る。 3 至上者よ、我が敵は毎日我を呑まんと覓む、蓋起ちて我を攻むる者多し。 4 我が恐懼の時には、我爾を恃む。 5 我神に於て其言を讚め揚げん、我神を恃みて懼れず、肉身我に何をか爲さん。 6 彼等毎日我が言を曲げ、其思ふ所は皆我を害せんとす、 7 彼等は聚り潜みて、我が踵を伺ひ、我が靈を捉へんと欲す。 8 彼等豈に其不義の報を脫れんや。神よ、爾の怒を以て諸民を仆し給へ。 9 我の流離は爾之を數へたり、我が涙を爾の器に納れよ、此れ爾の書に錄せるに非ずや。 10 我爾に籲ぶ時、我が敵は退く、此を以て我神が我を助くるを知る。 11 我神に於て其言を讚め揚げん、我主に於て其言を讚め揚げん。 12 我神を恃みて懼れず、人我に何をか爲さん。 13 神よ、爾に發せし誓は我に在り、我讚美を以て爾に償はん、 14 蓋爾は我が靈を死より、我が目を涙より、我が足を躓より救ひ給へり、我が神の顏の前、生ける者の光の内に行かん爲なり。
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