2023年05月22日 14:05
第64聖詠
第九カフィズマ
1 伶長に歌はしむ。ダワィドの詠、歌謡の爲。 2 神よ、讚頌はシオンに於て爾に屬し、盟はイエルサリムに於て爾に償はれん。 3 爾は祈禱を聽く、凡の肉身は爾に趨り附く。 4 不法の行は我に勝ち、爾は我等の罪を淨めん。 5 爾が選び近づけて、爾の庭に居らしむる者は福なり。我等は爾の家、爾の聖殿の福に饜き足らん。 6 義判に於て畏る可き者よ、神、我が救世主、地の四極と遠く海に居る者との恃よ、 7 其力にて山を建て、權能を帶ぶる者よ、 8 海の騒、其波の聲、及び諸民の亂を鎭むる者よ、我等に聽き給へ。 9 地の極に居る者は爾の休徴を畏れん。爾は朝夕を起して爾を讚榮せしめん。 10 爾地に臨みて、其渇を止め、豐に之を富ましむ、神の流には水盈ち、穀物を備ふ、蓋此くの如く之を作れり、 11 爾其畎に飮ませ、其塊を平げ、雨の滴を以て之を柔らげ、祝福して芽を出さしむ。 12 爾の恩擇を以て年に冠らせ、爾の歩には膏滴る、 13 卽郊邊の牧場に滴り、丘は喜を帶ぶ、 14 草原は獸の群を衣、谷は穀物にて蔽はれ、歡び呼びて歌ふ。
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1 伶長に歌はしむ。ダワィドの詠、歌謡の爲。 2 神よ、讚頌はシオンに於て爾に屬し、盟はイエルサリムに於て爾に償はれん。 3 爾は祈禱を聽く、凡の肉身は爾に趨り附く。 4 不法の行は我に勝ち、爾は我等の罪を淨めん。 5 爾が選び近づけて、爾の庭に居らしむる者は福なり。我等は爾の家、爾の聖殿の福に饜き足らん。 6 義判に於て畏る可き者よ、神、我が救世主、地の四極と遠く海に居る者との恃よ、 7 其力にて山を建て、權能を帶ぶる者よ、 8 海の騒、其波の聲、及び諸民の亂を鎭むる者よ、我等に聽き給へ。 9 地の極に居る者は爾の休徴を畏れん。爾は朝夕を起して爾を讚榮せしめん。 10 爾地に臨みて、其渇を止め、豐に之を富ましむ、神の流には水盈ち、穀物を備ふ、蓋此くの如く之を作れり、 11 爾其畎に飮ませ、其塊を平げ、雨の滴を以て之を柔らげ、祝福して芽を出さしむ。 12 爾の恩擇を以て年に冠らせ、爾の歩には膏滴る、 13 卽郊邊の牧場に滴り、丘は喜を帶ぶ、 14 草原は獸の群を衣、谷は穀物にて蔽はれ、歡び呼びて歌ふ。
│聖詠