2023年06月01日 13:18
第93聖詠
(ダワィドの詠。七日の第四日に用ゐる所。)
1 仇を報ゆる神よ、主、仇を報ゆる神よ、己を顯し給へ、 2 地の審判者よ、起ちて驕慢の者に報い給へ。 3 主よ、惡者は何の時に至らんとするか、惡者は凱を擧ぐること何の時に至らんとするか。 4 彼等は輕侮の言を吐き、凡そ不法を行ふ者は自らを誇る、 5 主よ、彼等は爾の民を踐み、爾の業を害ひ、 6 寡婦と旅客とを殺し、孤子を滅して 7 謂ふ、主は視ざらん、イアコフの神は知らざらん。 8 不智なる人々よ、悟れ、愚なる者よ、爾等は何の時にか智ならんとする。 9 耳を植ゑし者豈に聞かざらんや、目を造りし者豈に視ざらんや、 10 諸民を諭し、人の智を開く者、豈に譴めざらんや。 11 主は人の思念の虛しきを知る。 12 主よ、爾が諭し、爾の法を以て誨へて、 13 艱難の日、卽惡者の爲に阱の掘り出さるるに至るまで、平安を得しむる人は福なり。 14 蓋主は其民を棄てず、其業を離れざらん。 15 蓋審判は義に歸し、心の正しき者は皆之に從はん。 16 誰か我が爲に起ちて惡者を攻めん、誰か我が爲に起ちて不法を行ふ者を攻めん。 17 若し主我を助けざりしならば、我が靈速に緘默の地に移り住ひしならん。 18 我足を失ふと謂ひし時、主よ、爾の憐は我を扶けたり。 19 我が心に我が憂の增す時、爾の慰は我が靈を悅ばしむ。 20 殘害者、法に背きて暴虐を謀る者の座は、豈に爾の傍に設けられんや。 21 彼等は群りて義人の靈を攻め、辜なき血を罪に定む。 22 然れども主は我が守護なり、我の神は我が避所の固なり、 23 彼等の不法を彼等に反し、彼等の惡業を以て彼等を滅さん、主我が神は彼等を滅さん。
次章
1 仇を報ゆる神よ、主、仇を報ゆる神よ、己を顯し給へ、 2 地の審判者よ、起ちて驕慢の者に報い給へ。 3 主よ、惡者は何の時に至らんとするか、惡者は凱を擧ぐること何の時に至らんとするか。 4 彼等は輕侮の言を吐き、凡そ不法を行ふ者は自らを誇る、 5 主よ、彼等は爾の民を踐み、爾の業を害ひ、 6 寡婦と旅客とを殺し、孤子を滅して 7 謂ふ、主は視ざらん、イアコフの神は知らざらん。 8 不智なる人々よ、悟れ、愚なる者よ、爾等は何の時にか智ならんとする。 9 耳を植ゑし者豈に聞かざらんや、目を造りし者豈に視ざらんや、 10 諸民を諭し、人の智を開く者、豈に譴めざらんや。 11 主は人の思念の虛しきを知る。 12 主よ、爾が諭し、爾の法を以て誨へて、 13 艱難の日、卽惡者の爲に阱の掘り出さるるに至るまで、平安を得しむる人は福なり。 14 蓋主は其民を棄てず、其業を離れざらん。 15 蓋審判は義に歸し、心の正しき者は皆之に從はん。 16 誰か我が爲に起ちて惡者を攻めん、誰か我が爲に起ちて不法を行ふ者を攻めん。 17 若し主我を助けざりしならば、我が靈速に緘默の地に移り住ひしならん。 18 我足を失ふと謂ひし時、主よ、爾の憐は我を扶けたり。 19 我が心に我が憂の增す時、爾の慰は我が靈を悅ばしむ。 20 殘害者、法に背きて暴虐を謀る者の座は、豈に爾の傍に設けられんや。 21 彼等は群りて義人の靈を攻め、辜なき血を罪に定む。 22 然れども主は我が守護なり、我の神は我が避所の固なり、 23 彼等の不法を彼等に反し、彼等の惡業を以て彼等を滅さん、主我が神は彼等を滅さん。
│聖詠