2023年06月09日 13:02
第100聖詠
ダワィドの詠。
1 我憐と審判とを歌はん、主よ、爾に歌を奉らん。
2 我玷なき道を思はん、爾何の時我に至るか、我玷なき心を以て我が家の中を行かん。
3 我が目の前には邪なる物を置かざらん、法に背く行は我之を疾む、其れ必我に附かざらん。
4 壞れし心は我に遠ざかり、惡しき者は我之を識らざらん。
5 隱に己の隣を謗る者は我之を逐ひ、目傲り、心高ぶる者は我之を容れざらん。
6 我が目は斯の地の忠信なる者を顧みて、彼等を我が傍に居らしめん、玷なき道を行く者は我に事へん。
7 弐心を行ふ者は我が家に居るを得ず、謊を言ふ者は我が目の前に止らざらん。
8 晨に我此の地の悉くの不虔者を滅して、凡そ不法を行ふ者を主の城邑より絶たれしめん。
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