2023年06月17日 14:06
第136聖詠
1 我等曾てワワィロンの河邊に坐し、シオンを想ひて泣けり、
2 彼の中に於て、我が琴を柳に懸けたり。
3 彼處には、我等を擄にせし者我等に歌の言を求め、我等を攻むる者樂を求めて云へり、我が爲にシオンの歌を歌へと。
4 我等異邦の地に在りて、若何ぞ主の歌を歌はん。
5 イエルサリムよ、若し我爾を忘れば、我が右の手我を忘れよ、
6 イエルサリムよ、若し我爾を憶はず、爾を我が樂の首に置かずば、我が舌我が腭に貼けよ。
7 主よ、エドムの子の爲にイエルサリムの日を記憶せよ、其日に彼等云へり、之を壞ちて其基に迄れと。
8 ワワィロンの女、殘害の者よ、爾が我等に行ひし事を爾に報いん者は福なり。
9 爾の嬰児を執りて石に撃たん者は福なり。
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